【SVS3 最終945位/レート2011】轟神鎧サイクル【シングル】

初めまして。きりもちといいます。念願のレート2000を達成したので記念と記録を兼ねて構築記事を書きました。今シーズンも同様のパラドックス環境が続くので、その参考の一つになっていただければ幸いです。

レンタル公開しておくのでよかったら使って見てください!

 

構築経緯(コンセプト)

シリーズ2の環境が始まりましたが、本ルールにおいても相棒枠の「リザードン」が使えないためその代役として今作で見た目に一目惚れした「トドロクツキ」を本ルールの相棒枠として採用することを決めました。

シーズン当初はツキを強く動かす構築として「コータス+ツキ」の晴れ展開構築を使っていて、その補完枠を色々試していました。その中で、「アーマーガア」と「ハバタクカミ」の使用感が良く、コータスを出せないケースでは「ツキ+カミ+アマガ」の選出が頻出していたこともあり、こちらを軸に構築を作成していこうと考えました。上記3体の補完枠もかなり試行錯誤をしましたが、最終的に

(1)「キョジオーン」や受け構築に強く出られるサイコショック採用型の隠密マント「サーフゴー」

(2)「キノガッサ」が相手の構築にいるだけでサーフゴーの選出を強要させられてしまい、その取り巻きを考慮すると選出が窮屈になってしまっていたため、キノガッサに強く環境トップの「セグレイブ」などにも対応でき選出しても腐ることが少ない特性やるきの「コノヨザル」

(3)環境で多くの構築にいた「セグ+カミ+ラッシャ」や途中から数が増えてきたと感じた「マスカーニャ」に強く出れるヒートロトム

を採用して構築が完成しました。

コンセプト

・サイクルを回してトドロクツキもしくはハバタクカミの一貫を作る

 

個体解説

トドロクツキ@こだわりハチマキ

テラスタイプ:炎

性格:陽気

特性:こだいかっせい

実数値:181(4)-191(252)-91(0)-*-121(0)-188(252)

技構成:げきりん / じごくづき / じしん / テラバースト

<調整意図>

最速

構築のエースです。

持ち物に関してはS1とS2で鉢巻ガブリアスが強かったことから、トドロクツキに鉢巻を持たせても同じことが言えるのではないかと考えて採用しました。結果的にこの採用は正解で、相手に大きく削りを入れることが可能となりサイクルする上で有利な状況を作ることができました。

性格をいじっぱりにする選択も考えられるかと思いますが、テツノドクガやテツノブジンなどを考慮して最速にしました。火力として物足りないと感じる時はそこまでなかったです。

また、D種族値が高いため相手の特殊ポケモンに受け出して倒していくという動きを取ることができ、特に多かったのはこちらのアーマーガアに対して出してくるテツノドクガやサーフゴーなどに対する受け出しでした。

テラスタイプは炎にしました。これにより環境トップのハバタクカミにも強く出ることができ、相手のムーンフォースを最低限のダメージに抑えて突破していました。その他にも、受け出ししてくるアーマーガアや受け構築によく見られるクレベースなどの本来突破が難しいポケモンに対しても突破できてしまうのでかなり使いやすかったです。(あと見た目との相性もめちゃくちゃ良かったです。)

レート2000チャレで3タテをしてくれた最高のポケモン

選出率1位

ハバタクカミ@こだわりスカーフ

テラスタイプ:フェアリー

性格:ひかえめ

特性:こだいかっせい

実数値:147(132)-*-89(108)-205(252)-156(4)-157(12)

技構成:ムーンフォース / シャドーボール / マジカルフレイム / サイコショック

<調整意図>

HB : A211テツノカイナのワイルドボルト確定耐え、A205ドドゲザンの悪テラス不意打ち最低乱数切り耐え

HD : C205ハバタクカミのシャドボ確定耐え

S : 最速90族抜き

自慢の欲張り調整ポケ。スカーフを持たせてSに振る分を耐久に振ることで居座りが安定する場面を増やしています。また環境的にもブーストエナジーかメガネがほとんどということもあって、ほとんどスカーフを意識されず無償で突破できた場面が多く、この採用は正解でした。

テラスタイプは火力を上げることを目的としてフェアリーテラスとしました。

初手にハバタクカミ対面となることが多かったですが、相手の方が先に動けばスカーフ、相手のシャドボで一撃で倒された場合はメガネという風に型の判別もできるためその後のプランを組み立てやすかったです。相手が襷の場合はこちらが二回上から動けるので打ち勝つことができます。ブーストエナジーでS上昇した場合は、こちらが交代する際に身代わりをされるのが嫌なので居座ってムーンフォースもしくはシャドーボールを打つようにして、裏のポケモンで削り切るようにしていました。

環境トップだけあって相手の構築にはほぼハバタクカミを受ける枠(ドクガやジバコイル)が入っていたので、ムーンフォースの方が入る場合でもシャドーボールを打つ判断も大事だと感じました。

選出率2位

アーマーガア@ゴツゴツメット

テラスタイプ:ノーマル

性格:わんぱく

特性:ミラーアーマー

実数値:205(252)-107(0)-167(212)-*-105(0)-93(44)

技構成:アイアンヘッド / とんぼがえり / はねやすめ / ちょうはつ

<調整意図>

S : S92まで振ってるドドゲザン意識

クッション枠として採用。多くの物理ポケモンに受けだすことができとんぼがえりによって有利対面を作っていきます。トドロクツキやハバタクカミとの相性が良く、相手の物理ポケモンに受け出すことができ、逆に特殊ポケモンには上2体(特にトドロクツキ)が受け出すことができるので、安定択を取りやすかったです。

アイアンヘッドの枠はボディプレスを使用していましたが、羽休めのタイミングに合わせてハバタクカミを出されることが多く、身代わりなど張られるのがキツかったので耐久に振っていないハバタクカミであれば確定1発を取れるアイアンヘッドを採用しました。

テラスタイプはノーマルにしました。元々格闘で採用していましたがボディプレスもないので格闘にする必要もなく、無効タイプが増えるノーマルを採用しました。あまり切る機会はなかったです。

S調整はS2で使っていたときのものをそのまま採用してるだけですが、この技構成ならSは振らなくてもいいかと思います。

選出率3位

コノヨザル@たべのこし

テラスタイプ:炎

性格:いじっぱり

特性:やるき

実数値:209(188)-148(0)-111(84)-*-110(0)-140(236)

技構成:ドレインパンチ / ふんどのこぶし / ビルドアップ / ちょうはつ

<調整意図>

H: 16n+1

S: 準速セグレ抜き

キノガッサ入りに出せる&出した際の汎用性があるポケモンとして採用しました。

その結果ガッサ入りにも安定した選出ができるようになり、ガッサが選出されていなくても活躍することができました。またセグレイブに対して強く、特にそのほとんどが準速であったため上から動くことができセグレイブを起点にしてコノヨザルが止まらない状況を作り出すこともありました。またセグレイブに対して受け出すことも可能で、特に相手がつららばりを選択していた場合回数次第ではふんどのこぶしの威力が凄まじいことになるので裏のヘイラッシャにも負荷をかけられるようになります。

シーズン途中から電気テラスのセグレイブが増加したことでアマガの受け出しが安定しなくなっていたので、選出できそうであればコノヨザルの後投げも意識するようにしたところ勝率が上がったように感じます。

ラスタルはよく採用されている炎で、相手の鬼火を無効化したり、ハバタクカミやミミッキュなどから弱点をつかれないようにできるなど無難に強かったです。

選出率4位

ヒートロトム@オボンのみ

テラスタイプ:鋼

性格:ずぶとい

特性:ふゆう

実数値:157(252)-*-173(244)-125(0)-129(12)-106(0)

技構成:オーバーヒート / ボルトチェンジ / イカサマ / おにび

<調整意図>

HD : C特化メガネテツノドクガんおヘドロウェーブ確定耐え

セグカミラッシャに対して苦労していてその対抗枠として採用しました。併せて当たる回数が増えたマスカーニャにも強く出れることも採用理由になります。ただ相手もこちらがしたいことがわかっているので選出をずらされたりなど対策されていたなという印象で、うまく使ってあげることができませんでした。

ラスタルに関しては、サザンドラと同じく浮遊+鋼が強いことから鋼を採用しています。

このポケモンだけ解説が少なくなってしまいましたが、使われて嫌だったポケモンなので自分自身も上手く使えるようになりたいなと思いました。

選出率6位

サーフゴー@おんみつマント

テラスタイプ:飛行

性格:ずぶとい

特性:おうごんのからだ

実数値:191(228)-*-155(204)-154(4)-112(4)-113(68)

技構成:シャドーボール / サイコショック / わるだくみ / じこさいせい

<調整意図>

s : 最速50族抜き

キョジオーンや受け構築対策枠として採用。出す試合は限られていますが出したときにはしっかり役割を果たしてくれたのでやっぱりこのポケモンは入れ得ポケモンでした。

サイコショックの枠は元々ゴールドラッシュを採用していましたがキョジオーンが水テラスを切ることが多く、選出した際に打つ機会がほとんどないと感じたので、受け構築のハピナスに対して悪巧みから突破できるようにサイコショックを採用しました。サイコショックを見せるとハピナスが悪テラスを切ってくるため倒せることはありませんでしたがテラスタルを切らせることができているのでこちらの採用で良かったと思います。

選出率5位

 

選出・立ち回り

基本選出→ツキ+カミ+アマガ(基本的にカミを先発にしたほうが出し負けが少なかったです。)
対キョジオーン入り→アマガ+サフゴ@1(キョジ+ドクガと選出されることが多かったのでツキを選出することが多かったです。)
対受けル→ロトムorアマガ+サフゴ+ツキ(相手にテラスタルを先に切らせてツキの一貫を作り上げてしまうことを意識して立ち回りました)
対ガッサ入り→コノヨ@2(裏にはツキorカミとアマガを選出することが多かったです。)

結果

最終945位とSVでは初めての最終3桁を達成できました。

TNキリ 最終順位 2043位(レート1921)

TNレッド 最終順位 945位(レート2011)

終わりに

S2で初めてレート1900を達成でき、今シーズンもまずはレート1900を達成することを目指して潜っていました。最終日両ロムレート1850付近からスタートで、苦しみましたが最終日の夜中2時ごろに両ロムで1900を達成することができました。そこで終わろうとも思ったのですが、達成したのでどーせなら潜ってしまえと思い潜ったらサブの方で6連勝して気づけばレート2000チャレまで上がることができ、緊張しながらも潜った結果勝つことができレート2000を達成することができました。相手のラスト一匹を倒したときは本当に嬉しすぎてガッツポーズしてました(笑)

ただ今回の結果に満足することなく、次もレート2000に乗れるように頑張っていきたいと思います!

最後まで見ていただきありがとうございます。

なにか質問等あればお気軽にきりもち (@poke_lege) / Twitterまでよろしくお願いいたします。

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サムネ用

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