【剣盾S34最終846位】物理レシラム軸

禁伝・幻環境となったシーズン34で最終3桁を達成したので忘備録も兼ねて構築記事を書きました。また今シーズンは物理レシラムを入れた構築をあまりみかけないのでその強み弱みに関しても参考になる構築記事になってくれれば嬉しいです。

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構築経緯

これまでのシーズンは大好きなポケモンであるを絶対に構築に入れていたが今シーズンはさすがに動かしにくいなと感じたため泣く泣く使うことを断念。代わりとなる相棒枠をどうするか悩んだ末を選んだ。理由としては(1)前から使ってみたかった(2)レシラム&リザードンGXというポケカがあるようにリザードンの代わりにもってこいであるから(3)リザードンと同じくらいかっこよすぎるというもの。

(めちゃくちゃな理由で)相棒枠が決まったので他の禁止伝説に何を選ぶか考えた。

2匹目は採用して損がないポケモンであるを採用。レシラムでダイマしたあとの詰め役としても十分な性能をしている。

3匹目は襷枠としてを採用。

4匹目には相手のに強い枠を選ぶ中で、チョッキなどのポケモンを色々採用して試していたがあまり強く動かせなかった。そこでを採用したところしっくりきたので最後までこのポケモン使い続けた。

5匹目には選出圧にも詰め役にもなるを採用。

6匹目にはここまでで電気の一貫があるため地面枠としてを採用して構築が完成した。

 

個体解説

レシラム@いのちのたま

性格:ようき

特性:ターボブレイズ

実数値:175(0)-172(252)-120(0)-*-141(4)-156(252)

技構成:フレアドライブ / げきりん / ダブルウィング / りゅうのまい

<調整意図>

S+1で最速の上を取れるようにCS最速

 

構築の軸であり、今回のルールにおける相棒枠。

特殊と物理どちらで使うか迷ったがS上昇手段を自然と採用できる物理のほうがダイマ枠として個人的には動かしやすいと感じたので物理にした。型誤認を誘えて相手のが光の壁を貼るケースがよくありそのまま裏まで貫くことができた試合が多数あった。

物理の強みとしては、①多くの禁伝に五分以上に戦え不利を取ることが少ない②

にも強く出れる③龍の舞を詰めた際の崩し性能の高さ

弱みとしては①火力が物足りない場合が度々ある②環境に増えたHBに弱い点が特に今季を振り返ったときに感じた。

ダイマ後は相手の起点にならないようにフレアドライブ自傷ダメージ+珠ダメなどで自主退場することも意識した。自主退場により相手のS上昇を防ぐことで裏ので殴り倒すことができる可能性が高くなる。

選出率3位

 

ザシアン@くちたけん

性格:いじっぱり

特性:ふとうのけん

実数値:199(252)-214(36)-137(12)-*-152(132)-178(76)

技構成:きょじゅうざん / じゃれつく / でんこうせっか / つるぎのまい

<調整意図>

HD : 臆病の雨下潮吹き15/16耐え

HB :  特化きょじゅうざん+電光石火15/16耐え

S : 準速抜き

A: 余り

初手は後述のを置くことが多かったので詰め役として選出していた。相手のに対面で強く出れるように潮吹きを耐える調整を採用した。

初手のに対して裏から出てくるに対してきょじゅうざん+せっかで縛れるのが強い。

技構成はきょじゅうざんとでんこうせっかは確定として、に打点を持てるじゃれつく、崩しを狙える剣舞を採用した。相手のザシアン受けの引きに合わせて積む動きが強かった。は積んでも突破できないがで突破できるのでそこまで辛くなかった。このルールでは更に入れ得となった最強の禁伝。

選出率2位

 

黒バドレックス@きあいのタスキ

性格:おくびょう

特性:じんばいったい

実数値:175(0)-*-101(4)-217(252)-120(0)-222(252)

技構成:アストラルビット / ひかりのねんど / おにび / ちょうはつ

<調整意図>

CS最速

汎用性能が高すぎるポケモン。基本的に初手に置くことでほとんど出し負けがない型になっている。相手のポケモンに合わせて削りを入れるか壁貼りや鬼火をまくかなど柔軟に立ち回ることができた。

相手の起点作成ポケモンなどのとりあえず電磁波をまいてこようとするポケモンにも不利を取られないために挑発を採用した。このおかげで初手などの壁貼りに対して挑発を入れることで光の壁しか貼られず、そのまま裏のレシラムの起点にすることができ壁貼り構築にも有利に立ち回れた。

また初手に出すだけでなく裏において+で詰める動きもシンプルだが強かった。このルールが始まったときには環境にがいるため採用を躊躇っていたが結果的には採用して大正解だった。

選出率1位

ルギア@じゃくてんほけん

性格:おくびょう

特性:マルチスケイル

実数値:181(0)-*-150(0)-142(252)-175(4)-178(252)

技構成:エアロブラスト / だいちのちから / めいそう / じこさいせい

<調整意図>

CS最速

構築経緯にも書いてあるように対策枠として色々なポケモンを試していたがうまく動かせていない中で相手の弱保持ちが強かったので試しに自分でも使ってみたところしっくりきたのでそのまま採用した。相手の初手に対して、で光の壁を貼ってからに引くことでほとんどのを起点にできる。一度瞑想を積んでしまえば相手のにも光の壁と合わせて打ち負けないようになる。また環境に多かったにも強く、相手の初手ダイマを枯らしながら起点にする動きが強かった。初めて使用したが環境トップのポケモンに強く出れるので使い勝手が良かった。

選出率4位

カイオーガ@こだわりスカーフ

性格:おくびょう

特性:あめふらし

実数値:175(0)-*-111(4)-202(252)-160(0)-156(252)

技構成:しおふき / なみのり / かみなり / れいとうビーム

<調整意図>

CS最速

環境からなどの貯水持ちが消えたので構築にいるだけで選出圧を一層出せるようになったポケモンと同時選出する場合はあめふらしによってダイバーンの威力が下がってしまい相手のを倒せなくなってしまうのでの裏から出すことが大事であるためスカーフ持ちにして詰め役として選出することが多かった。

選出率5位

 

グラードン@イバンのみ

性格:わんぱく

特性:ひでり

実数値:207(252)-170(0)-211(252)-*-110(0)-111(4)

技構成:じしん / がんせきふうじ / ステルスロック / でんじは

<調整意図>

HB特化

電気の一貫を切るため入れた地面枠。実際には相手の構築にがいる場合ステロを巻くためぐらいしか選出しなかった。起点作成型はかなり警戒されているため選出する場合は後ろから出すようにするか、初手に出しても安易に電磁波を押さないようにした。元々オボンのみを持たせていたが、あまり旨味がなかったので倒れ際に岩封や電磁波を打てるのが強いと思いイバンのみを採用した。この枠は要検討。

選出率6位

 

選出・立ち回り

基本選出 : + +(or)

入りかつ上記基本選出が出しづらい場合: +  + 

基本的な立ち回りとしては初手ので場を作り、裏のダイマ枠で場を荒らして最後の詰め役で詰めるという対面的な動きになっています。

は切らずに裏に残しておくことでHP1でもしっかり働いてくれるので場面に合わせて残すこともしました。

 

キツイポケモン

物理・・・光の壁を貼っても意味がなく裏がの場合イカサマがきつく、マルスケが剥がされている場合は瞑想を積んでいても関係なくダメージが入るのできつかった。スカーフ持ちのイカサマされるだけで終わりかけた試合があった、、笑

特殊か物理か読めないのが強すぎます。

・・・基本的に厚底ブーツ持ちのHBと思って行動していたので、初手から珠を持ったに展開されたときはめちゃくちゃにされました。今後環境に増えると厄介なので増えないことを祈っています。

結果

 

終わりに


今シーズンは新しいルールとして禁伝・幻何でもありルールになりましたが、思っていたよりかなり楽しめました。これまで使わなかった禁伝ポケモンを使うことができたのが一番の要因です。

最終日の朝4時位に600位台でレート1800に乗ってそこから1850を目指しましたが買って負けてを繰り返し最終的には勝ちきれずめちゃくちゃ悔しかったです。

今シーズンは第8世代として実質的には最後のシーズンになるので楽しみながら頑張ろうと思います!

ここまで読んでいただいて本当にありがとうございます!

何かコメントや質問があれば@poke_legeまでお願いします!

 

Special Thanks

構築相談に乗っていただいたせっきーさん(@pkmn_YS1224)

今まで構築相談とかしたことがなかったので強者の方のご意見を聞けて本当に良かったです。