【SVS3 最終945位/レート2011】轟神鎧サイクル【シングル】

初めまして。きりもちといいます。念願のレート2000を達成したので記念と記録を兼ねて構築記事を書きました。今シーズンも同様のパラドックス環境が続くので、その参考の一つになっていただければ幸いです。

レンタル公開しておくのでよかったら使って見てください!

 

構築経緯(コンセプト)

シリーズ2の環境が始まりましたが、本ルールにおいても相棒枠の「リザードン」が使えないためその代役として今作で見た目に一目惚れした「トドロクツキ」を本ルールの相棒枠として採用することを決めました。

シーズン当初はツキを強く動かす構築として「コータス+ツキ」の晴れ展開構築を使っていて、その補完枠を色々試していました。その中で、「アーマーガア」と「ハバタクカミ」の使用感が良く、コータスを出せないケースでは「ツキ+カミ+アマガ」の選出が頻出していたこともあり、こちらを軸に構築を作成していこうと考えました。上記3体の補完枠もかなり試行錯誤をしましたが、最終的に

(1)「キョジオーン」や受け構築に強く出られるサイコショック採用型の隠密マント「サーフゴー」

(2)「キノガッサ」が相手の構築にいるだけでサーフゴーの選出を強要させられてしまい、その取り巻きを考慮すると選出が窮屈になってしまっていたため、キノガッサに強く環境トップの「セグレイブ」などにも対応でき選出しても腐ることが少ない特性やるきの「コノヨザル」

(3)環境で多くの構築にいた「セグ+カミ+ラッシャ」や途中から数が増えてきたと感じた「マスカーニャ」に強く出れるヒートロトム

を採用して構築が完成しました。

コンセプト

・サイクルを回してトドロクツキもしくはハバタクカミの一貫を作る

 

個体解説

トドロクツキ@こだわりハチマキ

テラスタイプ:炎

性格:陽気

特性:こだいかっせい

実数値:181(4)-191(252)-91(0)-*-121(0)-188(252)

技構成:げきりん / じごくづき / じしん / テラバースト

<調整意図>

最速

構築のエースです。

持ち物に関してはS1とS2で鉢巻ガブリアスが強かったことから、トドロクツキに鉢巻を持たせても同じことが言えるのではないかと考えて採用しました。結果的にこの採用は正解で、相手に大きく削りを入れることが可能となりサイクルする上で有利な状況を作ることができました。

性格をいじっぱりにする選択も考えられるかと思いますが、テツノドクガやテツノブジンなどを考慮して最速にしました。火力として物足りないと感じる時はそこまでなかったです。

また、D種族値が高いため相手の特殊ポケモンに受け出して倒していくという動きを取ることができ、特に多かったのはこちらのアーマーガアに対して出してくるテツノドクガやサーフゴーなどに対する受け出しでした。

テラスタイプは炎にしました。これにより環境トップのハバタクカミにも強く出ることができ、相手のムーンフォースを最低限のダメージに抑えて突破していました。その他にも、受け出ししてくるアーマーガアや受け構築によく見られるクレベースなどの本来突破が難しいポケモンに対しても突破できてしまうのでかなり使いやすかったです。(あと見た目との相性もめちゃくちゃ良かったです。)

レート2000チャレで3タテをしてくれた最高のポケモン

選出率1位

ハバタクカミ@こだわりスカーフ

テラスタイプ:フェアリー

性格:ひかえめ

特性:こだいかっせい

実数値:147(132)-*-89(108)-205(252)-156(4)-157(12)

技構成:ムーンフォース / シャドーボール / マジカルフレイム / サイコショック

<調整意図>

HB : A211テツノカイナのワイルドボルト確定耐え、A205ドドゲザンの悪テラス不意打ち最低乱数切り耐え

HD : C205ハバタクカミのシャドボ確定耐え

S : 最速90族抜き

自慢の欲張り調整ポケ。スカーフを持たせてSに振る分を耐久に振ることで居座りが安定する場面を増やしています。また環境的にもブーストエナジーかメガネがほとんどということもあって、ほとんどスカーフを意識されず無償で突破できた場面が多く、この採用は正解でした。

テラスタイプは火力を上げることを目的としてフェアリーテラスとしました。

初手にハバタクカミ対面となることが多かったですが、相手の方が先に動けばスカーフ、相手のシャドボで一撃で倒された場合はメガネという風に型の判別もできるためその後のプランを組み立てやすかったです。相手が襷の場合はこちらが二回上から動けるので打ち勝つことができます。ブーストエナジーでS上昇した場合は、こちらが交代する際に身代わりをされるのが嫌なので居座ってムーンフォースもしくはシャドーボールを打つようにして、裏のポケモンで削り切るようにしていました。

環境トップだけあって相手の構築にはほぼハバタクカミを受ける枠(ドクガやジバコイル)が入っていたので、ムーンフォースの方が入る場合でもシャドーボールを打つ判断も大事だと感じました。

選出率2位

アーマーガア@ゴツゴツメット

テラスタイプ:ノーマル

性格:わんぱく

特性:ミラーアーマー

実数値:205(252)-107(0)-167(212)-*-105(0)-93(44)

技構成:アイアンヘッド / とんぼがえり / はねやすめ / ちょうはつ

<調整意図>

S : S92まで振ってるドドゲザン意識

クッション枠として採用。多くの物理ポケモンに受けだすことができとんぼがえりによって有利対面を作っていきます。トドロクツキやハバタクカミとの相性が良く、相手の物理ポケモンに受け出すことができ、逆に特殊ポケモンには上2体(特にトドロクツキ)が受け出すことができるので、安定択を取りやすかったです。

アイアンヘッドの枠はボディプレスを使用していましたが、羽休めのタイミングに合わせてハバタクカミを出されることが多く、身代わりなど張られるのがキツかったので耐久に振っていないハバタクカミであれば確定1発を取れるアイアンヘッドを採用しました。

テラスタイプはノーマルにしました。元々格闘で採用していましたがボディプレスもないので格闘にする必要もなく、無効タイプが増えるノーマルを採用しました。あまり切る機会はなかったです。

S調整はS2で使っていたときのものをそのまま採用してるだけですが、この技構成ならSは振らなくてもいいかと思います。

選出率3位

コノヨザル@たべのこし

テラスタイプ:炎

性格:いじっぱり

特性:やるき

実数値:209(188)-148(0)-111(84)-*-110(0)-140(236)

技構成:ドレインパンチ / ふんどのこぶし / ビルドアップ / ちょうはつ

<調整意図>

H: 16n+1

S: 準速セグレ抜き

キノガッサ入りに出せる&出した際の汎用性があるポケモンとして採用しました。

その結果ガッサ入りにも安定した選出ができるようになり、ガッサが選出されていなくても活躍することができました。またセグレイブに対して強く、特にそのほとんどが準速であったため上から動くことができセグレイブを起点にしてコノヨザルが止まらない状況を作り出すこともありました。またセグレイブに対して受け出すことも可能で、特に相手がつららばりを選択していた場合回数次第ではふんどのこぶしの威力が凄まじいことになるので裏のヘイラッシャにも負荷をかけられるようになります。

シーズン途中から電気テラスのセグレイブが増加したことでアマガの受け出しが安定しなくなっていたので、選出できそうであればコノヨザルの後投げも意識するようにしたところ勝率が上がったように感じます。

ラスタルはよく採用されている炎で、相手の鬼火を無効化したり、ハバタクカミやミミッキュなどから弱点をつかれないようにできるなど無難に強かったです。

選出率4位

ヒートロトム@オボンのみ

テラスタイプ:鋼

性格:ずぶとい

特性:ふゆう

実数値:157(252)-*-173(244)-125(0)-129(12)-106(0)

技構成:オーバーヒート / ボルトチェンジ / イカサマ / おにび

<調整意図>

HD : C特化メガネテツノドクガんおヘドロウェーブ確定耐え

セグカミラッシャに対して苦労していてその対抗枠として採用しました。併せて当たる回数が増えたマスカーニャにも強く出れることも採用理由になります。ただ相手もこちらがしたいことがわかっているので選出をずらされたりなど対策されていたなという印象で、うまく使ってあげることができませんでした。

ラスタルに関しては、サザンドラと同じく浮遊+鋼が強いことから鋼を採用しています。

このポケモンだけ解説が少なくなってしまいましたが、使われて嫌だったポケモンなので自分自身も上手く使えるようになりたいなと思いました。

選出率6位

サーフゴー@おんみつマント

テラスタイプ:飛行

性格:ずぶとい

特性:おうごんのからだ

実数値:191(228)-*-155(204)-154(4)-112(4)-113(68)

技構成:シャドーボール / サイコショック / わるだくみ / じこさいせい

<調整意図>

s : 最速50族抜き

キョジオーンや受け構築対策枠として採用。出す試合は限られていますが出したときにはしっかり役割を果たしてくれたのでやっぱりこのポケモンは入れ得ポケモンでした。

サイコショックの枠は元々ゴールドラッシュを採用していましたがキョジオーンが水テラスを切ることが多く、選出した際に打つ機会がほとんどないと感じたので、受け構築のハピナスに対して悪巧みから突破できるようにサイコショックを採用しました。サイコショックを見せるとハピナスが悪テラスを切ってくるため倒せることはありませんでしたがテラスタルを切らせることができているのでこちらの採用で良かったと思います。

選出率5位

 

選出・立ち回り

基本選出→ツキ+カミ+アマガ(基本的にカミを先発にしたほうが出し負けが少なかったです。)
対キョジオーン入り→アマガ+サフゴ@1(キョジ+ドクガと選出されることが多かったのでツキを選出することが多かったです。)
対受けル→ロトムorアマガ+サフゴ+ツキ(相手にテラスタルを先に切らせてツキの一貫を作り上げてしまうことを意識して立ち回りました)
対ガッサ入り→コノヨ@2(裏にはツキorカミとアマガを選出することが多かったです。)

結果

最終945位とSVでは初めての最終3桁を達成できました。

TNキリ 最終順位 2043位(レート1921)

TNレッド 最終順位 945位(レート2011)

終わりに

S2で初めてレート1900を達成でき、今シーズンもまずはレート1900を達成することを目指して潜っていました。最終日両ロムレート1850付近からスタートで、苦しみましたが最終日の夜中2時ごろに両ロムで1900を達成することができました。そこで終わろうとも思ったのですが、達成したのでどーせなら潜ってしまえと思い潜ったらサブの方で6連勝して気づけばレート2000チャレまで上がることができ、緊張しながらも潜った結果勝つことができレート2000を達成することができました。相手のラスト一匹を倒したときは本当に嬉しすぎてガッツポーズしてました(笑)

ただ今回の結果に満足することなく、次もレート2000に乗れるように頑張っていきたいと思います!

最後まで見ていただきありがとうございます。

なにか質問等あればお気軽にきりもち (@poke_lege) / Twitterまでよろしくお願いいたします。

きりもち - YouTube不定期ですが配信もしているのでよかったら遊びに来てください!

Special Thanks

いつも配信来てくれるみなさん

自分のモチベを上げてくれるので本当に感謝してます!

いつもありがとうございます!!!

 

 

サムネ用

この作成ツールを作った人本当に感謝です。

【剣盾S34最終846位】物理レシラム軸

禁伝・幻環境となったシーズン34で最終3桁を達成したので忘備録も兼ねて構築記事を書きました。また今シーズンは物理レシラムを入れた構築をあまりみかけないのでその強み弱みに関しても参考になる構築記事になってくれれば嬉しいです。

f:id:kiri_pk_006:20221002011218j:image

レンタル公開しているのでよかったら使用してみてください!

構築経緯

これまでのシーズンは大好きなポケモンであるを絶対に構築に入れていたが今シーズンはさすがに動かしにくいなと感じたため泣く泣く使うことを断念。代わりとなる相棒枠をどうするか悩んだ末を選んだ。理由としては(1)前から使ってみたかった(2)レシラム&リザードンGXというポケカがあるようにリザードンの代わりにもってこいであるから(3)リザードンと同じくらいかっこよすぎるというもの。

(めちゃくちゃな理由で)相棒枠が決まったので他の禁止伝説に何を選ぶか考えた。

2匹目は採用して損がないポケモンであるを採用。レシラムでダイマしたあとの詰め役としても十分な性能をしている。

3匹目は襷枠としてを採用。

4匹目には相手のに強い枠を選ぶ中で、チョッキなどのポケモンを色々採用して試していたがあまり強く動かせなかった。そこでを採用したところしっくりきたので最後までこのポケモン使い続けた。

5匹目には選出圧にも詰め役にもなるを採用。

6匹目にはここまでで電気の一貫があるため地面枠としてを採用して構築が完成した。

 

個体解説

レシラム@いのちのたま

性格:ようき

特性:ターボブレイズ

実数値:175(0)-172(252)-120(0)-*-141(4)-156(252)

技構成:フレアドライブ / げきりん / ダブルウィング / りゅうのまい

<調整意図>

S+1で最速の上を取れるようにCS最速

 

構築の軸であり、今回のルールにおける相棒枠。

特殊と物理どちらで使うか迷ったがS上昇手段を自然と採用できる物理のほうがダイマ枠として個人的には動かしやすいと感じたので物理にした。型誤認を誘えて相手のが光の壁を貼るケースがよくありそのまま裏まで貫くことができた試合が多数あった。

物理の強みとしては、①多くの禁伝に五分以上に戦え不利を取ることが少ない②

にも強く出れる③龍の舞を詰めた際の崩し性能の高さ

弱みとしては①火力が物足りない場合が度々ある②環境に増えたHBに弱い点が特に今季を振り返ったときに感じた。

ダイマ後は相手の起点にならないようにフレアドライブ自傷ダメージ+珠ダメなどで自主退場することも意識した。自主退場により相手のS上昇を防ぐことで裏ので殴り倒すことができる可能性が高くなる。

選出率3位

 

ザシアン@くちたけん

性格:いじっぱり

特性:ふとうのけん

実数値:199(252)-214(36)-137(12)-*-152(132)-178(76)

技構成:きょじゅうざん / じゃれつく / でんこうせっか / つるぎのまい

<調整意図>

HD : 臆病の雨下潮吹き15/16耐え

HB :  特化きょじゅうざん+電光石火15/16耐え

S : 準速抜き

A: 余り

初手は後述のを置くことが多かったので詰め役として選出していた。相手のに対面で強く出れるように潮吹きを耐える調整を採用した。

初手のに対して裏から出てくるに対してきょじゅうざん+せっかで縛れるのが強い。

技構成はきょじゅうざんとでんこうせっかは確定として、に打点を持てるじゃれつく、崩しを狙える剣舞を採用した。相手のザシアン受けの引きに合わせて積む動きが強かった。は積んでも突破できないがで突破できるのでそこまで辛くなかった。このルールでは更に入れ得となった最強の禁伝。

選出率2位

 

黒バドレックス@きあいのタスキ

性格:おくびょう

特性:じんばいったい

実数値:175(0)-*-101(4)-217(252)-120(0)-222(252)

技構成:アストラルビット / ひかりのねんど / おにび / ちょうはつ

<調整意図>

CS最速

汎用性能が高すぎるポケモン。基本的に初手に置くことでほとんど出し負けがない型になっている。相手のポケモンに合わせて削りを入れるか壁貼りや鬼火をまくかなど柔軟に立ち回ることができた。

相手の起点作成ポケモンなどのとりあえず電磁波をまいてこようとするポケモンにも不利を取られないために挑発を採用した。このおかげで初手などの壁貼りに対して挑発を入れることで光の壁しか貼られず、そのまま裏のレシラムの起点にすることができ壁貼り構築にも有利に立ち回れた。

また初手に出すだけでなく裏において+で詰める動きもシンプルだが強かった。このルールが始まったときには環境にがいるため採用を躊躇っていたが結果的には採用して大正解だった。

選出率1位

ルギア@じゃくてんほけん

性格:おくびょう

特性:マルチスケイル

実数値:181(0)-*-150(0)-142(252)-175(4)-178(252)

技構成:エアロブラスト / だいちのちから / めいそう / じこさいせい

<調整意図>

CS最速

構築経緯にも書いてあるように対策枠として色々なポケモンを試していたがうまく動かせていない中で相手の弱保持ちが強かったので試しに自分でも使ってみたところしっくりきたのでそのまま採用した。相手の初手に対して、で光の壁を貼ってからに引くことでほとんどのを起点にできる。一度瞑想を積んでしまえば相手のにも光の壁と合わせて打ち負けないようになる。また環境に多かったにも強く、相手の初手ダイマを枯らしながら起点にする動きが強かった。初めて使用したが環境トップのポケモンに強く出れるので使い勝手が良かった。

選出率4位

カイオーガ@こだわりスカーフ

性格:おくびょう

特性:あめふらし

実数値:175(0)-*-111(4)-202(252)-160(0)-156(252)

技構成:しおふき / なみのり / かみなり / れいとうビーム

<調整意図>

CS最速

環境からなどの貯水持ちが消えたので構築にいるだけで選出圧を一層出せるようになったポケモンと同時選出する場合はあめふらしによってダイバーンの威力が下がってしまい相手のを倒せなくなってしまうのでの裏から出すことが大事であるためスカーフ持ちにして詰め役として選出することが多かった。

選出率5位

 

グラードン@イバンのみ

性格:わんぱく

特性:ひでり

実数値:207(252)-170(0)-211(252)-*-110(0)-111(4)

技構成:じしん / がんせきふうじ / ステルスロック / でんじは

<調整意図>

HB特化

電気の一貫を切るため入れた地面枠。実際には相手の構築にがいる場合ステロを巻くためぐらいしか選出しなかった。起点作成型はかなり警戒されているため選出する場合は後ろから出すようにするか、初手に出しても安易に電磁波を押さないようにした。元々オボンのみを持たせていたが、あまり旨味がなかったので倒れ際に岩封や電磁波を打てるのが強いと思いイバンのみを採用した。この枠は要検討。

選出率6位

 

選出・立ち回り

基本選出 : + +(or)

入りかつ上記基本選出が出しづらい場合: +  + 

基本的な立ち回りとしては初手ので場を作り、裏のダイマ枠で場を荒らして最後の詰め役で詰めるという対面的な動きになっています。

は切らずに裏に残しておくことでHP1でもしっかり働いてくれるので場面に合わせて残すこともしました。

 

キツイポケモン

物理・・・光の壁を貼っても意味がなく裏がの場合イカサマがきつく、マルスケが剥がされている場合は瞑想を積んでいても関係なくダメージが入るのできつかった。スカーフ持ちのイカサマされるだけで終わりかけた試合があった、、笑

特殊か物理か読めないのが強すぎます。

・・・基本的に厚底ブーツ持ちのHBと思って行動していたので、初手から珠を持ったに展開されたときはめちゃくちゃにされました。今後環境に増えると厄介なので増えないことを祈っています。

結果

 

終わりに


今シーズンは新しいルールとして禁伝・幻何でもありルールになりましたが、思っていたよりかなり楽しめました。これまで使わなかった禁伝ポケモンを使うことができたのが一番の要因です。

最終日の朝4時位に600位台でレート1800に乗ってそこから1850を目指しましたが買って負けてを繰り返し最終的には勝ちきれずめちゃくちゃ悔しかったです。

今シーズンは第8世代として実質的には最後のシーズンになるので楽しみながら頑張ろうと思います!

ここまで読んでいただいて本当にありがとうございます!

何かコメントや質問があれば@poke_legeまでお願いします!

 

Special Thanks

構築相談に乗っていただいたせっきーさん(@pkmn_YS1224)

今まで構築相談とかしたことがなかったので強者の方のご意見を聞けて本当に良かったです。

 

【剣盾S30最終840位】Wコタリザシアン

皆さん、初めまして!きりもちと言います。

禁伝2体環境で大好きなリザードンと初めて最終3桁を達成できたので記念に構築記事を書かせていただきます。構築記事を書くのは初めてなので読みにくい部分が多々あると思いますが温かい目で見てくれると幸いです。

また、コタリザの破壊力にロマンを感じている人もいるんじゃないかと思うので、少しでもそういう方々の参考になれば嬉しいです。

レンタル公開しているのでよかったら使用してみてください!

 

構築経緯

大好きなポケモンであるを入れることは確定として構築を組み始めた。を活かす構築として①初手ダイマから後ろの2体で詰める②決まれば基本的に止まらないコタリザ構築、の2つが考えられるが、前シーズン①の対面構築を使っていたので今期は久々にコタリザを使うこととした。

次に、禁止伝説2体に何を選ぶか考えた。

1匹目は竜王戦ルール時にコタリザを使っていたとき最も相性が良かったを採用して、基本選出を+とした。

2匹目の禁止伝説枠として求めたことは、上記の基本選出が選出できないときの裏エースとなるポケモン。基本選出が選出できないパターンとして一番想定できるのが入りの構築なので、に強い伝説を採用するのが良いと考えた。

に強い伝説候補の①,②チョッキの4匹から個人的に使いたかったを選択。+ @1を裏選出とした。

このとき相手のが重いため対策としてHBを採用。ラストは裏選出時に重いに強い悪を採用して構築が完成した。



個体解説

リザードン@いのちのたま(キョダイ個体)

性格:おくびょう

特性:サンパワー

実数値:153(0)-*-78(4)-161(252)-105(0)-167(252)

技構成:ブラストバーン / ぼうふう / ねっさのだいち / げんしのちから

<調整意図>

100族の強みを活かすために最速

 

構築の軸であり、最高のポケモン

命の珠を持たせることで、晴れ下ではでさえ受けだしが困難な破壊力を持っている。

キョダイゴクエンが優秀で、ゴクエンのスリップダメージによって相手の受け出しを崩すこともできる。

そのため、ゴクエンさえ打てれば十分な役割を果たしてくれるので単体で選出することもあった。

技構成は試行錯誤した結果この構成に落ち着いた。げんしのちからは構築単位でがキツイため採用。がチョッキ持ちでなければH252振りでも68.75%で確定1発、DMされても砂ダメ込みで確定2発となる。

ただし、ダイウォールが欲しい場面も多々あったので、ねっさのだいち・げんしのちからのどちらかを補助技に変えても良かったなと思います。

選出率4位

 

ザシアン@くちたけん

性格:いじっぱり

特性:ふとうのけん

実数値:199(252)-221(84)-149(108)-*-136(4)-176(60)

技構成:きょじゅうざん / インファイト / ワイルドボルト / でんこうせっか

<調整意図>

HB : 意地の火炎ボール15/16耐え

A :  にコピーされた場合のきょじゅうざん確定耐え

S : よくいるS175抜き(最速107族抜き)

リザードンとの相性最高の禁伝枠。技はきょじゅうざんは確定、、個体数が増えたに打点を持てるインファイトに打点を持てるワイルドボルト、削りきれなかった相手に対して有効なでんこうせっかを採用。初めてじゃれつくを入れない個体で使用したが、特に困る場面は少なかった。むしろ、上記に上げたポケモンがいてもためらわず選出できるようになったので良かったと思う。

最強の禁伝。

選出率2位

Wキュレム@たべのこし

性格:おだやか

特性:ターボブレイズ

実数値:225(196)-*-111(4)-191(4)-154(156)-134(148)

技構成:フリーズドライ / だいちのちから / ぜったいれいど / みがわり

<調整意図>

調整はこちら↓の構築記事を参考にさせていただきました。

【剣盾S28-使用構築】凍てつく氷とザシヌオー【最終418位(最高最終日0時8位)】 - 菜原のポケモン記録

(無断転載のため問題あれば削除いたします。)

禁伝枠2匹目。以前からさえなんとかすれば最強の禁伝と思っていて使いたかったポケモン。当初はよくいるチョッキキュレムで使用していたが、入り構築に対して相手の動き依存の動きをしなければならないのが窮屈に感じていたところ、上記の記事を見つけおもしろそうだったのでこちらに変更した。環境によくいるザシオーガに滅法強く、対面で身代わりを選択するのが安定行動になるのが偉すぎる。入りにも臆さず選出が可能で、に対しては身代わりからぜったいれいどで突破する。相手の地球投げを身代わりが耐えるため、ぜったいれいどの試行回数を稼ぐことができ、そこまで運ゲーにならない。ただし、相手のも当然のように歌ってくるので安心はできない。

初めて使用したが、の使い勝手の良さに感動した。

選出率1位

 

コータス@だっしゅつパック

性格:なまいき

特性:ひでり

実数値:175(252)-*-161(4)-105(0)-134(252)-36(0)

技構成:オーバーヒート / じばく / あくび / ステルスロック

<調整意図>

HD : 特化珠のダイジェット15/16耐え

よくいるコタリザ構築の。技はオーバーヒート→脱出パックで裏に繋ぐ動きのため確定、初手対面ダイジェットを積まれると裏のポケモンで対応できなくなるに打つためのあくびも確定、残り2枠は①を再展開したときに自主退場できるじばく、②相手のサイクルを崩すためのステルスロックとした。じばくは使い勝手がよく正解であったがステルスロックは特に使う場面が少なかったので他の技にしてもいいなと感じた。

オーバーヒートを外すとほぼ試合が決まりかねないので心臓に悪いのが欠点(命中率9割とは...)

選出率5位

 

悪ウーラオス@きあいのタスキ

性格:いじっぱり

特性:ふかしのこぶし

実数値:175(0)-200(252)-121(4)-*-80(0)-149(252)

技構成:あんこくきょうだ / インファイト / ふいうち / ちょうはつ

<調整意図>

A特化

コタリザが出せない場合相手のが重くなるので採用。相手の補助技を打たせないためのちょうはつを採用。ここはカウンターか岩技を入れるなども考えられる。ただ、対戦していてみがわり・いたみわけ持ち&最速がきつく、それらの上から動けるように最速にするべきだったと反省。

選出率6位

 

ヌオー@ゴツゴツメット

性格:わんぱく

特性:てんねん

実数値:202(252)-105-150(252)-*-86(4)-55(0)

技構成:じしん / あくび / まもる / じこさいせい

<調整意図>

HB特化

受け枠。最終日直前まではアッキの実静電気HBを使用していたが、相手のが身代わりや剣舞を持っていることが多いことと、相手のサイクルに合わせて複数回受けださなければならないがでは安定しないことからこのポケモンに変更した。変更は正解でかなり安定したサイクルを回すことができるようになった。ただ、回復タイミングやあくびを入れるタイミングなど扱いは難しかった。の最高の相棒枠。

選出率3位

選出・立ち回り

良く当たった構築の中で@1で組まれている構築に対する選出を紹介します。

基本選出 : +

基本選出を出せない場合:+ @2

こちらの選出はサイクル寄りの動きになります。

(割と有利) 

選出:++

勝率8割くらいあったと思います。

裏のを削りきることが重要になります。また上記3体どれが落とされても負けに繋がるのでHP管理に気をつけてください。

(五分)

選出:+or+

ステルスロックまかれるとほぼ終わります(笑)

なのでを最速にして初手に出して挑発から入るのが安定しそうです。

自分はを襷まで削り、相手の自爆に合わせてに引いて、相手の裏からが出てきた場合は引き、なら最近の耐久振りスカーフ型のダイホロウを耐えきょじゅうざんで切り返すという感じで立ち回っていました。もちろん安定した行動ではないので改善が必須です。

 

(有利なはず)

選出:+ or  +

相手の選出として殆どが++でした。これに対して初手対面でを合わせてあくびを打つのが安定しそうではあるが、ちょうはつ持ちがキツイことや、あくのはどうで怯まされるなどしてダイジェットの起点になると裏まで破壊されます。そこで初手を選出することで、対面では裏のに引くので、相手の回復に合わせてを出しダイマックスして崩していくほうが安定しました。展開できれば相手のも受け出しでは間に合いません。晴れターンの管理には注意してください。

 

キツイポケモン

・・・型がわからないのでキツかった。眼鏡持ちをあまり警戒していなかったのがS30一番の反省ポイント

・・・コタリザでこのポケモンがきつくなるのは意味がわからない(笑)、と組まされているポケモンがコタリザを出せないポケモンであることが多かったためです。初手にが出てきてトリックルームから暴れられるのがキツイため途中から相手にがいてもリザードンを初手に置くようにすると勝率は上がりました。引きに対してのダイジェットを合わせると、相手はダイマを切ることが多いため、キョダイゴクエンから相手のダイストリームで落とされ裏からで縛ることができます。何が言いたいかというと入りにを選出してもなんとかなるということです。

結果

最後の試合はリザードンが決めてくれました!

終わりに

冒頭にも書きましたが禁伝2体環境でリザードンと共に戦えて最終3桁を達成することができて本当に嬉しいです。ただ、その反面もっと上に行けていたなーと思える部分も大きいので今シーズンは更に上を狙っていきます。

ここまで読んでいただいて本当にありがとうございます!